自分磨きをして綺麗になった人に注意してもらいたいのが、面接時のメイクです。面接時は普段と同じようなメイクではなく、面接用のメイクをする必要があります。
面接では応募者のスキルや経験、仕事に対する熱意など、人物の中身を重視して採用の合否を決めます。とはいえ、第一印象も大切です。むしろ第一印象が悪いとどれだけ仕事の適性があろうと採用されないかもしれません。マイナスの印象を与えないためにも、まずはNGなメイクを知りましょう。
印象を悪くするメイクは「過度なアイライナー」「派手なつけまつげ」「眉毛のカラー」「不自然なノーズシャドウ」「カラーコンタクト」「明るすぎるルージュ」です。前の職場で許されていたメイクであっても、転職先ではNGの可能性もあります。
では、面接で好印象を与えるメイクとはどのようなものでしょうか。まず、ベースメイクは厚塗りを避けてください。厚塗りをすると普段のメイクが濃いのではないかと疑われてしまいます。カバー力の強いもので気になる点を押さえながら、全体的に自然な肌色になるように調整してください。
アイメイクで使うアイシャドウはピンク系かブラウン系を選び、グラデーションを意識してください。薄い色を6、中間色を3、濃い色を1くらいの割合がおすすめです。アイシャドウで目元がぼやけないようしつつ、アイライナーはまつ毛の隙間を埋めるように目のラインに沿って入れていきます。まつ毛をビューラーで上げた後、マスカラを何度も重ねて塗るのは避けてください。眉毛は整え過ぎずにある程度の長さをキープしましょう。眉毛の形を崩さないように、パウダーやペンシルを使ってしっかり描いていきます。
チークは大きめのブラシを使って頬の外側から目のすぐ下に軽く乗せる程度にします。血色をよく見せたいのであれば、色白の人はピンク系、色黒の人はオレンジ系のチークがおすすめです。肌になじませるために指で軽く押さえながら伸ばすのがコツです。これも濃くなり過ぎないように注意してください。
リップはチークと同系色で薄めの色を選びましょう。唇が渇いていると見栄えが一気に悪くなるので普段からしっかり保湿をしてください。形がぼやけるのもNGなので、リップブラシを使って輪郭をはっきりさせましょう。
以上が面接時のメイクのポイントです。自分磨きをして外見に自信がつくと、面接時でも普段のようなメイクをしたいと思うかもしれませんが、この時だけは我慢してください。また、好印象を与えるメイクを今のうちから覚えておけば、今後同じような機会があった際にも役に立つはずです。